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古民家再生 [散歩]

ご近所のSさんがお友達と一緒に八郷で喫茶を始めることになり、知り合いの人たちを招いて今日がこけら落としというので、カミさんと物見遊山気分で出かけました。

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篆刻風の洒落た看板を目印に、自力で改装した古民家の玄関を入ると

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土間にでんと座った机にビーズを織り込んだ古布が掛けられ、

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古民家特有の高い上がり框を跨いで座敷に入ると、天然木の端材を使った十尺程もあろうかという長い机・・・一つ一つの調度にオーナーのセンスが光ります。

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長い歴史を刻んだ指物が再び蘇った仕切りの奥で


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今日は知った人ばかりということで

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楽しく語らいながら


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お薄を頂きました。


喫茶とはいっても何だか隠れ家のような面持ちで、これからも長くお世話になりそうな場所が近くに出来ました。


季節の移ろい [季節]

9月も末になって、太陽の昇る場所が次第に変わり、

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玄関の窓から長い朝日が差し込んで、ソヨゴの影が壁に映し出されます。

八郷に来てから日々のふとしたことで季節の変化を気付かされます。

稲刈り [野良仕事]

今年の稲刈りがようやく終わりました。こんなに長くかかったのはカミさんと二人で手刈りということももさることながら

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昨年の地震の後気になっていた棚田のひび割れが、稲刈り直前の大雨で崩れて山からの水が流れ込み

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急きょ水抜きの溝を掘るものの


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数日おきの土砂降りで再び田んぼは水浸し、田植え用の長靴を履いて、足を取られながらの稲刈りで、作業がはかどらなかったからなのです。

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作業を始めて丁度二週間経った今日、ようやく全部をオダにかけ終わると、

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始めに刈った所からはもう新しい芽が元気に生えてきていました。


脱穀を済ませれば今年の米作りは一段落ですが、これから水を抜いて、冬の間に土手の工事をしなければなりません。農作業はお天気には勝てませんね。

残暑 [季節]

今日は久しぶりに真夏の暑さがぶり返したようでした。

このひと夏、随分とお世話になったゴーヤ

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いくつかとり忘れた実が、ぶどう棚でそのまま黄色くなって

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パっと弾けた実の中から、真っ赤な種が顔を出しました。


来年は実生から苗を作ってみましょう。

実りの秋 [田園風景]

たわわに頭を垂れる

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稲穂を刈り取ってオダにかけ

したたり落ちる汗をぬぐって着く家路。

見渡せば

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右も


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左も

沈む夕陽に黄金色


毎日少しずつ手刈りをしてはオダ掛けをしている我が家ですが、コンバインの作業はあっという間で、日ごとに周りの田が一枚一枚と刈り取られ、後にはイガグリ頭のようにキャタピラーの模様が残っています。

めだか [里山の生き物]

昨日、田んぼで野良仕事をした帰りにOさんの食堂に寄って、益子で水鉢を買ったという話をしたら、ホテイアオイとメダカの赤ちゃんを頂きました。

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家に帰って早速、田んぼの水草を泥ごと鉢に入れて水鉢の真ん中に沈め、山の湧き水を入れてメダカを放し、ホテイアオイを浮かべました。

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体長はまだ5mm程度ですが、元気にヒラヒラと泳いでいます。(見えますかねぇ。)


実は先週私が急に

       「水鉢を買いに行こう」

と言い出して、益子のお店で色々と物色をしていた時に、カミさんは

       「う~ん、そんな大きいの玄関に置いたら邪魔なんじゃないの? 
        家に余っている漬物鉢にしたら。」

なんてことを言って、あまり気乗りがしない様子だったのですが、

       「どうやら風水が良いらしいよ」

とのひと言に納得したようです。
何せ今の家を建てる時に風水の先生に伺って、自ら縁の下に炭を入れた人ですから・・・。

捩花(ネジバナ) [花・樹木]

庭の草取りをしていたら、合歓の木の根元に

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捩花(ネジバナ)を見つけました。
さすが蘭科の植物だけあって、近づいてようく見ると、

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らせん状に続く2-3mm程の花のひとつひとつが、蘭特有の艶やかな姿をしています。


落ちた種が風に運ばれるらしく、毎年思いがけない所に花が咲きます。

益子 [ちょっと遠出]

今日は水鉢を探しついでに益子へ出かけました。

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益子へ来たら先ず「益子参考館」へ。ここでは濱田庄司、河合寛次郎などの作品が見られます。前回来たのは震災前の寒い冬。

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青空に映える白いサルスベリの花の向こうに、震災の大きな爪痕が残っていました。大谷石の蔵を修復するのは大変なことでしょう。

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日本民家特有の長い軒さきに日差しを遮られた広縁は、風の通り抜ける心地よい空間です。


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街中を散策しながら何件かのお店に立ち寄り、手頃な大きさの水鉢を求めました。

八郷への帰り道に町はずれの沖縄料理のお店でお昼ご飯。

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陶芸家のご主人と生前親交があった福田謙二郎さんの柔らかいタッチの絵が飾られた部屋で

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本土特有の平麺のソーキそばとタコライス、島豆腐を食べたいというカミさんのリクエストでゴーヤチャンプル。どちらも驚くほどのボリュームで食べきれず、「お持たせ」にしてもらいました。

松本の湧水 [ちょっと遠出]

これまでは登山で遠方に出かけても山登りだけでトンボ帰りをしていましたが、今回は帰りのドライブが長いこともあって、下山後に松本浅間温泉に一泊しました。翌日の早朝、市街を散策すると

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未だ9月の頭とはいえ、山々に囲まれた標高600mの街は涼しく

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しばらく松本城のお堀端を歩いた後、


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お城から1km程南に下った「源智の井戸」に立ち寄りました。ここは平成の名水百選にも選ばれた湧水で、早朝から水汲みに訪れる人が絶えません。

北アルプスの豊富な雪は天然の貯水で、雪解け水を利用した安曇野の山葵田などが知られていますが、女鳥羽川と薄川の複合扇状地の上にある松本市街では、至る所で豊富な湧水が得られます。

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町名にも湧水に由来したと思しきものを見かけます。


源智の井戸は戦国時代末期に小笠原氏によって城下町が作られる以前から利用されていた井戸で、松本の酒蔵は皆この湧水を使っていたそうです。飲んでみると非常に当たりの柔らかい水でした。

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水量も多く、溢れた水は水路となって路地を流れて行きます。


私たちが生活に利用できる淡水は地球上に存在する総水量の0.8%だそうですから、このように豊富な良質の水がふんだんに利用できるのは、本当に恵まれた環境だと思います。

北アルプス-その(3) 高嶺に咲く花々 [山登り]

山登りの楽しみと言えば、どこまでも広がる山並みと空や雲の織りなす雄大な景観があげられますが、そこかしこに可憐な花を咲かせる高山植物も、山歩きの楽しみを増やしてくれます。今回の北アルプス登山でも、たくさんの高山植物を見ることができました。

折立-太郎平-薬師岳-黒部五郎岳-鷲羽岳-三俣蓮華岳-双六岳-新穂高温泉と北アルプス中央を北から南に歩いた順に見かけた花を追ってみましょう。

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サワラン
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イワショウブ

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チングルマ(綿毛)

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ハクサンフウロ
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チングルマ(花)

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タカネニガナ

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ミヤマリンドウ
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イワオトギリ

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オオヤマリンドウ

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シラネニンジン
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ウサギギク

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トウヤクリンドウ

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ヨツバシオガマ
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イワイチョウ

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コイワカガミ

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コウメバチソウ
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ミヤマアケボノソウ

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コケモモ

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コガネギク
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タテヤマリンドウ

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イワギキョウ

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トリカブト
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ハクサンイチゲ

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オニシモツケ

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アザミ
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ミヤマシャジン

これ以外にも名前のちょっとわからない花がいくつかありました。

高山の自然は過酷です。ごく浅い土壌、少ない栄養、積雪、強風・・・少し天気が荒れると人が立ち入ることを許しません。そんな中でしっかりと花を咲かせる植物たちは、小さな姿にも関わらず逞しく生きていると感じます。

北アルプス-その(2) 鷲羽岳、三俣蓮華岳 [山登り]

山に入って今日で四日目、身体も次第に山に慣れて軽くなって来ました。

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黒部五郎小舎から三俣蓮華岳の急な稜線を登り返して、鷲羽岳に向かいます。

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朝日が昇るにつれて谷間の霧も次第に晴れ


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標高2500mに広がる雲ノ平の空中庭園が目の前に広がりました。


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三俣蓮華岳北斜面に残る雪渓をトラバースすれば

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鷲羽岳はもう目の前です。


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のんびり登山コースの二人を三俣山荘に残して

我々若手(?)二人は鷲羽岳山頂までピストンです。


一時間強の急登坂のご褒美は、標高2924mの山頂からの素晴らしい展望で、

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西に黒部五郎のカール、

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南東には激しく赤茶けた硫黄尾根を挟んで槍の北鎌尾根が連なります。


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三俣山荘から岩尾根の三俣蓮華岳(2841m)に登り返し、稜線伝いに丸山(2854m)、双六岳(2860m)を経由して、

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岩場を一気に下って双六山荘に着きました。

今日は朝6時から午後3時半までの山歩き、さすがに脚の筋肉が張りました。


五日目、山歩きも今日が最終日で、小池新道を新穂高温泉まで下ります。

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夜明け前晴れていた空も、

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朝食を済ませて出発する頃には雲が湧きだして、期待した槍・穂高は雲の中でした。


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それでも朝露に濡れる様々な高山植物を楽しみながら、

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秩父沢の冷たい水で精気を取り戻し、

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ワサビ平の湧水で冷やしたトマトを頬張って、


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お昼過ぎには新穂高温泉に着きました。


今回の山行では出発直前に心配した台風や雷雨の影響もなく、北アルプスの奥深い山々の自然と展望を堪能できた一週間でした。

北アルプス-その(1) 薬師岳、黒部五郎岳 [山登り]

先週は北アルプスに出かけました。ルートは富山県折立から薬師岳、黒部五郎岳、鷲羽岳に登り、三俣蓮華岳、双六岳を経て岐阜県の新穂高温泉まで、アプローチが長いこともあって5泊6日の行程です。

起点は福地温泉。ここで志賀からやって来た山仲間と登山前日に合流。

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単純泉ながら、かけ流しのなかなか良い泉質で、出発の朝は宿のおばあさんが見送ってくれました。

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福地温泉から薬師岳登山口の折立までは有峰湖に沿った山道を2時間程車で走ります。ノーベル賞を受賞した小柴教授の研究施設「カミオカンデ」で有名な三井の神岡鉱山ですが、かつては不夜城といわれた鉱山町も、山の斜面に社宅の廃墟や荒れた土地が延々と続き、まさに「兵どもが夢の後」といった感です。

折立から尾根伝いの道を5時間程登って太郎平小屋に着くと、

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垂れこめた雲の合間から差し込む陽に水晶岳が輝いていました。初日はここの小屋で泊り、明日薬師岳を往復します。

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夕食までの間、手作りの鮒ずしや、若鮎、モロコ、シジミの佃煮など、志賀のIさんが持参してくれた琵琶湖の幸を肴に喉を潤しました。

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二日目の朝は快晴、紅葉したコバイケイソウが光る広野の向こうには、黒部五郎岳、水晶岳を背にした黒部源流の谷に朝靄が漂っていました。

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6時前、どっしりとした山容の薬師岳に向かって出発です。


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朝日に光るチングルマの群生地を抜けて振りかえると


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なだらかな太郎平の向こうに、福井の銘峰白山が姿を見せました。



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薬師岳南西稜の高度を稼ぐにつれて黒部五郎岳の山塊がせり上がり


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標高2926mの薬師岳山頂からは、槍・穂高の険しい稜線や

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剣・立山、更に後立山連峰の山々が見渡せて、北アルプス最奥の薬師岳ならではの眺望が得られました。


三日目は、太郎平から南に北ノ俣岳の稜線を経由して、黒部五郎岳を目指します。

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なだらかな北ノ俣岳の北稜から振り返ると、

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富山湾をから日本海に伸びる能登半島が眼下に開けます。


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北ノ俣岳を過ぎる頃から、中ノ俣沢から吹き上げる南風の乗って雲が湧きだし


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黒部五郎岳山頂(2840m)は雲の中、残念ながら視界がきかなくなりました。


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険しい岩稜を幾度か登り返す中で、岩陰にライチョウを見つけました。山小屋で偶然一緒になった海外のライチョウ研究家の話では、北極圏を中心とするライチョウは日本の高山が生息の南限だとのことです。

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黒部五郎の長い尾根道を抜けて三俣蓮華岳との鞍部に出ると、霧に中に黒部五郎小舎が見えました。今日はここで泊りです。

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