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デルフトの画家 [アート]

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銀座中央通りからみゆき通りに一歩入ったビルの5階で

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「フェルメール 光の王国展」が開催されています。


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上野の森では西洋美術館と都立美術館それぞれに原画が来ていますが、こちらはコンピュータグラフックの最先端技術を駆使した複製画。もちろんその質感は原画には及びませんが、現実にはほぼ不可能な「生涯作37点全てを一同に見ることができる」という点で興味深いものです。

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窓辺で手紙を読む女(1657年)

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紳士とワインを飲む女(1658-60年)


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天文学者(1668年) 、その他多数の作品に共通するのは、左上方から差し込む光に映し出される、人物や静物の光と影、質感の巧みな表現と綿密な空間構成。

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そんな中で漆黒の背景にくっきりと浮かび上がる真珠の耳飾りの少女(1665年)は、その美しさが際立ちます。

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ところで、この構図に人物のいない作品はありましたっけ? 実は会場の一角に再現された、フェルメール絵画の代表的な構図です。

【フェルメールセンター銀座の情報】

http://www.vermeer-center-ginza.com/

フランク・ロイド・ライト~自由学園「明日館」 [建築]

先日NHK・BSプレミアムの『クラシック倶楽部』で、フランチェスコ・トリスターノのピアノ演奏を聴きました。彼の弾くバッハのパルティータもさることながら、収録会場の雰囲気が非常に良かったので、どこかと思って見ていると、最後に「収録:自由学園明日館」と出てきました。

自由学園明日(みょうにち)館は羽仁良一・もと子夫妻が、1921年に女学校としてフラン・クロイ・ドライトに設計を依頼した建物で、都内にあったにもかかわらず、奇跡的に先の大戦の戦火を免れました。梅雨の晴れ間の今日、東京に出かける用事があったので、この建物を見学することにしました。

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池袋のメトロポリタン口から人家の建て込む裏道を歩いて5分ほど、プレーリースタイルと言われる低層の木造建築が目に入りました。

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大谷石に木漏れ日が影を落とすアプローチを通って、

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板張りの小さな教室に入りました。


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砂漆喰の壁と廊下を少しだけ垣間見る窓、壁を走るシンプルな幾何学模様が空間にアクセントをつけています。

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ここは廊下につながるエントランス。洒落たデザインの扉ばかりでなく、それとなく壁に設けられた腰かけが実用性への気配りを感じさせます。

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更に進んで茶室のにじり口のように天井の低い空間を抜けると、突然天井が高く突き抜けたホールに出ました。訪れる人を驚かせる演出です。

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天井まで達する南面の窓からは、明るい陽光が部屋いっぱいに差し込みます。

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壁一面を覆うフレスコ画は、創立10周年を記念して「出エジプト記」の一部を学生が描いたもの。


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数段の階段で微妙に床の高さを変えた食堂に入ると、巧みに取り込まれた外光に、幾何学的な模様が鮮やかに映えます。

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出窓の模様もそれぞれ。

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さて、道路を一本隔てた講堂は

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一見教会を思わせる雰囲気で

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こちらも窓枠のデザインが個性的です。


ロイドの設計と言えば帝国ホテルが有名ですが、明日館は帝国ホテルの建設中に同時並行で進められた建物で、日本に4軒だけ現存するライト設計の建物です。当初の予算を大幅に越えて、半ば解任されるような形で帝国ホテルの竣工を見ぬままに帰国したロイドですが、その一方で同じ時期に私財という限られた予算の中でも、安価な素材に工夫を凝らして彼独特のスタイルを実現した明日館があるのは大変興味深いことです。

土作り [庭仕事]

我が家の周りは元々山だった所を切り拓いたので、土はいわゆる「壁土」、つまり粒子の細かい赤土です。そのままでは硬くて植物の根が張り辛く水はけも悪いので、樹木を植えたり野菜を作る時には、その都度掘り起こして土を砕き、腐葉土等をを入れたりしなくてはなりません。そこで、これまでコンポストに入れていた枯葉や、この春大量に散った樫の葉を利用して土作りをすることにしました。

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先ずは2mx1mの範囲を深さ30cmほど掘り起こし、

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焚き木の焼却灰や枯葉、それにコンポストの腐敗土を入れて、

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米ぬかをまぶしながら赤土と交互に重ねていきます。


鋤で掘り起こした赤土は粘土のように固まっているので、これを潰すのもひと苦労です。朝9時から始めて全部終わったのは夕方の6時、指を握ると関節がコキコキと・・・さすがに疲れましたが、これで良い土が出来上がると思えば心地よい筋肉痛です。

ところで、お米をコイン精米機で精米するついでに、土作りの良い肥料となる米ぬかをもらおうとしたら、どこも殆ど残っていません。こちらでは自分で田んぼや畑を耕作している人が多いので、きっと皆さん肥料として持って帰るのでしょうね。

ブルーベリー [花・樹木]

二年前に植えたブルーベリー。できるだけ長く実を楽しもうと、9種類の異なる苗を植えました。昨年は樹勢を強くするために花芽をほとんど全部摘み、今年は4年株になったので味見程度にそれぞれ少しずつ実を成らせました。

我が家で一番早いのは、6月中旬に成熟するサザンハイブッシュ系のオニールです。ブルーベリーは摘んだ後熟成が進まないので、美味しく食べるには樹上で完熟させるのがポイントです。実の裏側の茎の付け根が十分に色付く最後の1,2日で美味しさがグンと増します・・・が、鳥たちも良く知っていて、もう一日待って摘もうと思っていると、次の日には完熟した実だけが無くなっています。

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ここ数日で、同じサザンハイブッシュ系のニューハノーバーが色づき始めました。実が特別に大きく、直径は2cm程もあります。

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ノーザンハイブッシュ系のレガシーと


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ラビットアイ系のブライトウェルは未だ硬いまま。


こちらはそれぞれ7月上旬から下旬が食べごろになります。

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今度は小鳥たちに先を越されないように、防鳥ネットを張りました。あと数年経ってたくさん実がなるようになったら、ネットを張らずに小鳥たちにもわけてあげようと思っています。

ところで、美味しい木イチゴもたくさんなっているのですが、こちらは一向に食べられている気配がありません。トゲがあるのを嫌がっているのでしょうかねぇ。

ハーブティー [里山の生活]

いつもは日の出と共に目が覚めるのに、今朝は気付くと8時過ぎ・・・少し疲れが溜まっていたかもしれません。

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キッチンガーデンのアップルミントを摘んで

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レモンと蜂蜜を入れたハーブティーを


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先日作った木イチゴのジャムを乗せたクッキーと一緒に頂きました。

ニュースでは台風四号が近づいているとのことですが、外は嵐の前の静けさです。

ホタル [里山の生き物]

今朝までの雨が上がり、午後からは日差しが出て、風もピタリと止みました。

  「こんな蒸し暑い夜はホタルが出るんじゃない?」

というカミさんに誘われて、夕食の後、近所の田んぼに出かけました。

街灯の明かりから離れて暗闇に目が慣れると

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ぬかるんだ道の先に、夜空にまたたく星と同じくらいの明るさで、揺れる光が見えました。

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近づいてみると力強く光って空を舞ったり

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足下の草むらをぼんやり照らしたり



例年にない寒さで桜の開花が遅れたように、ホタルも1週間ほど遅れて出て来ました。自然のサイクルは皆つながっていると感じます。

石沢の田んぼにて

ベーコン作り [食べ物]

今日はベーコン作りの師匠Sさんが、川越から遥々やって来てくれました。

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あいにくの空模様でしたが応急で納屋の軒先にブルーシートを張って雨を凌ぎます。今日は仕込み量が多いので組みレンガの燻炉を使わずに、師匠が持参した木製のものを使いました。

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バラ肉ブロックをタコ糸に吊るして並べます。


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半割りにして水に浸した桜の幹を炭火に乗せると、すぐに煙が立ち上り始めました。

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予備加熱、燻煙、乾燥それぞれに1時間半かけて、良い色に焼きあがりました。

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早速、試食会。さすが師匠の作品です。


ここは赤ワインと行きたい所ですが、師匠が車で帰るので代わりにノンアルコールビールで頂きました。

木イチゴ [花・樹木]

庭の木イチゴが熟してきました。

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透き通った紅色が綺麗です。

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でも、普通のイチゴ摘みのようにはいきません。イバラのトンネルに踏み込み、蜘蛛の巣に引っかかったり、あちこち棘でひっ掻きながら

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ようやく一回目の収穫を終えました。

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甘酸っぱい木イチゴはそのまま食べても美味しいけれど、保存がきかないのでジャムにしました。

柿の摘果 [野良仕事]

梅雨の合間の青空

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柿畑も随分葉が生い繁り


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こんなにたくさんの実がつきました。でも、美味しい富有柿を作るために、

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ひと枝に一、二個の実を残して、残りは摘果します。


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高い所は脚立に乗って枝先まで、1本の木を済ませるのに1時間ほどかかりました。今日はカミさんと二人で早朝の涼しい時間に6本、全部終えるのにはあと一週間ほどかかりそうです。

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早速〆サバとご飯を押して、柿の葉寿司を作りました。

天草国際トライアスロン大会 [ちょっと遠出]

日本で初めてオリンピックの公式認定距離(水泳1.5km、バイク40km、ラン10km)でのトライアスロンが行われたのは1985年、場所は天草でした。その7年前、1978年に世界で初めて開催されたホノルル大会の参加者は僅か15人、まさにアイアンマン(鉄人)・レースと言われる所以ですが、今ではアイアンウーマンも含めて日本国内だけでも愛好者が10万人を超えるそうです。

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我々が天草に滞在していた6月3日は、偶然にも第28回大会が開かれる日で、

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茂木根の海岸は多くの人たちで賑わっていました。



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8時前、海外からの参加選手も含めた選抜のエリートクラスが号砲と共に一斉に海へ

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水しぶきをあげて力強く泳ぎ出し


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1.5kmを泳ぎきると砂浜を駆け上がり


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今度はバイクに乗って

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40kmのロードへ


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少し時間を置いてスタートするエージクラスは浅瀬でウォームアップ。こちらはのんびりした雰囲気でレースを楽しむ様子です。


日が高くなるにつれて気温も上がり

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木陰で涼む観客をよそに

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撮影班はカメラアングルを求めて突堤の先端まで繰り出し


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事務局スタッフは日焼け防止の完全防備体制です。


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レースの終着点は陸上競技場。順位の上下に関わらず、完走した鉄人たちに惜しみない拍手と

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様々な賞品が送られました。


高校生から70歳以上のシニアまで、男性も女性も真剣にレースに取り組む姿を目の当たりにして、拍手を続けた手のひらに心地よい痛みが残った一日でした。

小国町から通潤橋へ [ちょっと遠出]

瀬の本高原から小国町に向かってR422(日田往還)を西に進むと、お土産屋さんの裏手に夫婦滝があります。

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ここは阿蘇山系の小田川と、九重山系の湧水を集めた田ノ原川が合流する所、流れは筑後川から有明海に至ります。古来、滝のある場所は危険なことから、滝にまつわる恐ろしい話が伝わることが多いのですが、

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ここはそれぞれの川にある女滝と

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男滝が向かい合っていることから、


縁結びの滝として知られています。

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小国町にあるもう一つの滝は下滴水の鍋ヶ滝。水量も豊富で

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水しぶきを浴びながら滝の裏側に回ると、水のカーテン越しの新緑がまばゆく光っていました。

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滝へ通じる道の入口には、地元の人から「ほこみやさん」と親しみを込めて呼ばれる鉾納社(宝来吉見神社)があります。樹齢700年以上と言われ杉は見上げるばかり、境内は崇高な雰囲気です。

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小国町は北里柴三郎の生まれた地。帰省の際の住居と図書館が保存されています。二階からは山間の村を越して、小国富士と呼ばれる湧蓋山が望めます。

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牛が放牧される阿蘇の高原を南に向かい


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山都町にある「通潤橋」を訪れました。通潤橋は江戸末期の安政元年に造られた灌漑用水路で、深い谷に囲まれた台地に遠方の川から水を引くべく、アーチ式の石組みで造られています。何事も人力で行われた当時のことですから、大変な苦労だったと思います。

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今も農業用水として利用されているので、水が必要な田植えの時期は放水を見ることはできませんが、橋の上に出ると水の張られた棚田が、森の影と空を写し出していました。

阿蘇から天草へ [ちょっと遠出]

この一週間ほどカミさんの郷里天草に帰っていました。今回は阿蘇山麓で一泊、翌日は通潤橋のある山都経由で天草に向かいました。

空港から東に向かう豊後街道を外れて山道をしばらく走ると

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英国式の小さな教会、セントフランシス「森の教会」がありました。イングランドのコッツウォルズ地方にあった修道院を移築したもので、今は結婚式場として使われています。

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扉を開けて中に入ると、吹抜けを通して

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ステンドグラスから、明るい光が差し込んでいました。


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二階から眺める堂内、簡素な中にも美しさを感じます。


外に出ると、丁度庭仕事をしていたオーナーの方に

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「コーヒーでも」と誘われて隣りのレストランへ。

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手入れが行き届いた庭も案内して頂きました。


少し休憩した後、阿蘇スカイラインからやまなみハイウェイへ。

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生憎の霧でうすら寒い兜岩展望所ですが、


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阿蘇と言えばジャージー牛。大好きなソフトクリームを食べてから、大観峰へ向かいました。

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今日の泊りは九重山系に連なる猟師山山麓の宿。

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明るい縁側の着いた畳の部屋が心地よく、

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露天風呂に浸かると見渡す限りの草原が目の前に広がりました。


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