So-net無料ブログ作成

難台山麓の家具工房 [里山の生活]

昨日は湘南から久しぶりにやって来た旧友のMさんご夫妻と一緒に、家具製作所のオープン工房を見学しました。中戸の集落を難台山に向かって少し登って行くと、大きな椎の木が目印となる緑の中に工房があります。

元は麦畑だったというなだらかな斜面には、移り住んだ当時植えた若木が高さ10mを越す大木にまで成長し、20年という月日を感じさせます。

枕木で自作した工房には様々な加工機械や工具が所狭しと置いてあって、『男の子の夢』を見ているようでした。

1101127_01.jpg
ムクの材木で作られた家具は温かみがありますが、私が特に気に入ったのはご主人が作られた離れの建物。八郷が一望に見渡せる南向きの斜面に建ち、

1101127_02.jpg

日差しが程良く入る居心地の良い小さな空間とそこから見る庭の佇まい・・・「う~ん、自分も作ってみたい」と思わせる魅力を感じました。

冬支度 [もの作り]

木々の葉が風に舞い、あちこちに吹きだまっています。いよいよ本格的な冬の到来です。霜が降りる前に庭の木々の冬支度を済ませましょう。

1101126_01.jpg
春の芽吹きには冬の寒さも必要ですが、温暖な気候風土に育ったオリーブや月桂樹などの若木には、コモを巻きます。

それでもさすがに、これまで何度も家に入れ忘れて枯らしてしまったアロエなど、寒さに弱い草花のために簡単な温室を作ることにしました。

1101126_02.jpg
材料はツーバイフォーの木材とポリカ(ポリカーボネート)、ガラスの方が耐久性がありますが、現場加工で寸法を合わせながら組立てやすく、断熱性と透光性も比較的良いポリカの合わせ板にしました。

1101126_03.jpg

先ずは基礎造り。地面からの冷え込みを抑えるために煉瓦と採石を敷きます。

1101126_05.jpg
フレームは施主さんの希望で、明るい色調の白とリーフグリーンのツートンにしました。皆無事に冬を越してくれると良いのですが・・・。


新進気鋭のギタリストたち [音楽]

昨日、今日と東京国際ギターコンクールの二次予選と本選を聴講して来ました。

1101120_01.jpg 1101120_02.jpg
会場の日経ホールに向かう途中、休日の皇居周辺は車もなく、多くの人たちが散歩やジョギング、サイクリングなどを楽しんでいました。

1101120_03.jpg
さて、コンクールの方ですが、14人の二次予選通過者の中から本選に残ったのは得点順に

藤元高輝
Andrey Parfinovich (Russia) 
Florian Rarousse (France) 
Andres Campanario (Spain)
Oegmundur Thor Johannesson (Iceland)
小暮浩史

さんの6人でした。

本選の演奏時間は必須課題曲のエキノクス(武満徹)を含めて一人30~40分、ルネサンス、バロック、古典、現代まで、各自非常に難度の高い楽曲が演奏されました。

私の感想(演奏順)

Andrey Parfinovich さん
若干ゆっくり目のテンポと重厚な音で奏でるオーソドックスなスタイルの演奏。現代曲ではもう少し奔放さが出た方が楽しめるかと思いました。

小暮浩史さん
旋律が非常に良く歌われて聴く人を魅了します。ただ、この強みを生かそうとした(?)ことが、逆に楽曲の解釈を狭めたかもしれません。

Johannesson さん
チェンバロの様な音色で奏でられるルネサンス、バロックの演奏は、静謐に染み入るようで独特の世界観を持っています。ただ古典や現代曲を弾いてもどうしてもこのイメージから抜け切れない感じがします。

Florian Rarousse さん
暖かく透明な音色と、どんなに早いパッセージでも音の混じることが無い流れるようなテクニックに基づいた深い音楽的表現は素晴らしく、聴く人を惹き込む力を持っています。第1曲目途中で演奏が止まり、頭から弾きなおしたのが惜しまれます。

藤元高輝さん
高難度の曲を弾きこなすテクニックに裏付けられ、バッハ、レゴンディ、ヘンツェのそれぞれの楽曲の特徴を幅広く表現しました。演奏者の人となりでしょうか、個性が色濃く出ることはありませんが、このことが却って幅広い楽曲の個性を楽しめる妙味につながると感じました。

Andres Campanario さん
二次予選のバリオスが素晴らしく、本選のバッハやスカルラッティをどのように聞かせてくれるか楽しみでしたが本選に現れず残念です。

Rarousse さんと藤元さんの二人が素晴らしく、どちらが1位か興味があるところでしたが、審査の結果は藤元さんが1位、Rarousseさんが2位でした。ともすると曲の選択が得意な楽風の曲に偏りがちな出場者の中で、バロックからロマン、現代作家の作品の特徴を的確にとらえ、しっかりと弾き切ったことが優勝の一因かと思いました。

3、4,5位は小暮さん、Parfinovichさん、Johaneessonさんでした。

優勝トロフィーを受け取る時に、感極まって目に涙をためていた藤元さんですが、促された挨拶ではしっかりとした口調で、「反省すべき点も見つかったので、これからも精進を続けたい」と語ったのを聞いて、将来が楽しみだと感じました。

コンクールは二日間、延べ約12時間にわたる長丁場でしたが、既にプロとして演奏活動をしている人も含めて高い技量を持った演奏家たちが、研究と研鑽を重ねた楽曲をベストを尽くして弾くので、普段のコンサートとは違った緊張感の中で素晴らしい時間を過ごしました。

普段の演奏会ではなかなか聴くことのできないような曲も多々あるので機会があれば皆さんも是非足を運んでみられると良いと思います。

八郷クラフトフェア [里山の生活]

今日から3日間八郷クラフトフェアが開かれます。今日は初日、前夜祭を目当てに夕方から出かけました。

1101118_03.jpg
会場に向かうと、手前の田んぼにハンググライダーが駐機していたので写真を撮りに行ったら、「乗ってみませんか?」と誘われました。高い所は苦手だからと逃げ腰になるカミさんを尻目に、「それでは私が!」とブランコのようなハーネスにぶら下がって

1101118_11.jpg
オートバイを改造したウィンチが牽引すると

1101118_18.jpg
ふわりと浮いて、ライト兄弟のような(?)低空飛行で50mほど滑空しました。

1101118_22.jpg
さて、日も暮れてたき火が焚かれ、

1101118_27.jpg 1101118_29.jpg
ふるまわれたつくばシャモの唐揚げと鍋を頂きながら、ジャズの演奏を楽しみました。
クラフトフェアの開かれる時期になると、いよいよ冬の到来です。

小吃店 [台湾]

先日都内に出かけた際、たまたま美味しそうな小龍包の写真の載った看板を見つけました。

111028_01.jpg
お店が開く11時半の前にもかかわらず、入口の前には既に10人近い行列が並んでいました。定刻になって鎖止めの外された階段を下りて行くと、正面にスーツを着た受付のお兄さんがいて、「予約のない方はこちらへ」と、大きなソファーが置かれたラウンジへ通されました。

しばらく待ってテーブルに案内されると、高い天井には某S社の豪華シャンデリアが光を放ち・・・。

111028_02.jpg
ランチタイムなので頂いたのは小龍包と

111028_03.jpg
湯麺、どちらも懐かしい味でした。

でも台湾の下町で暮らした私には、スノビッシュな雰囲気のお店は腰の座りが落ち着かず、どちらかというと隣のお客さんと身体が触れそうになりながら、頭の上をお盆が通り過ぎるお店で食べる小吃の方がしっくり来ると思えるのでした。

蜘蛛の巣 [自然]

昨年植えたイチョウの若木の枝が、私の背丈を越えて伸びました。朝露に濡れたの黄葉の間に、蜘蛛の巣が二つ光っていました。

1101114_01.jpg
マメな蜘蛛とズボラな蜘蛛が張ったものか・・・?
蜘蛛は自分の体から糸を出すのですから、木の枝を渡って延々と糸を張るのは、きっと大変な作業に違いありません。その苦労して張った巣を食べ、毎日新しく張り替える蜘蛛がいるそうです。蜘蛛の巣の幾何学模様を何となくなぞりながら、来年の目標をひとつ定めました。
来年のことを言うと鬼が笑いますので・・・まだ心に秘めておきます。

気ままな田園生活も良いものですが、定めた目標に向かって一歩ずつ進むのも、日々の生活に張り合いができますからね。

朝靄 [自然]

朝の里山に漂う靄。

111113_01.jpg
筑波山の東側に位置する八郷で冬に見られることですが、山裾を登るにつれて気温が上がるという気温の逆転現象が見られます。冷たい空気が下にあるので、風がない日は陽が昇って地表が温められるまで、靄が地表付近に滞留しています。

111113_02.jpg
我が家の庭にどこから種が飛んできたのか、シュロが育っています。シュロなんて南国の植物だと思っていたのですが、これも逆転層のせいかもしれません。


二台目の愛車・・・軽トラ [里山の生活]

八郷に引っ越してすぐのこと、森林組合のTさんに世話してもらった薪を取りにワゴン車で行ったら、

「えっ。この車に積んでいいんすか? 田舎暮らしじゃ軽トラは必需品っすよ」

と言われました。

とはいえ二台目の車を持つのももったいないなぁと、これまで運べるものはワゴン車で済ませてきました。後部座席を倒して畳一帖大のベニヤ板、助手席までシートを倒して角材や鉄パイプ、それに袋詰めの砂利やセメント、煉瓦、ブロック等々・・・結構運べるものです。

しかし、さすがに農機具や長尺の材木はワゴン車では無理ですし、これから先の年齢を考えると、重量物の上げ降ろしを無理な姿勢ですると、ギックリ腰になる心配もあるし・・・ということで、ついに軽トラを買うことにしました。

ひと月ほど前に中古車センターに行って、店先にあった数台の中から良さそうな車に決めようとしたら、店の親爺さんが

「毎週新しいのが何台か入荷して来っから、そんなに慌てないで色々見てからにした方がいいよ。」

と諭されて足を運ぶこと5回、ようやく頃合いの車を見つけて今日が納車、早速丸太と切り株を運んで来ました。

1101107_03.jpg
野良仕事をするので四輪駆動とマニュアルシフトは必須条件です。エアコンは予定外で少し贅沢ですが、夏場に少し遠いホームセンターに資材を買いに行く時など助かります。

カミさんもこの車が気に入ったようで、

「今度から八郷の中の移動はこれにしましょ」

と言っとります。
私たち夫婦の生活も、徐々に田園風景に溶け込んで行くようです。

メッセージを送る

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。