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作業小屋 [もの作り]

八郷で家を作る時、あまり細かく部屋を区切りたくなかったので、音に関していえば二階も含めて家中ほぼ筒抜け状態です。いくら寛容なカミさんでも、どこにいても私のギターを聞かされるのでは落ち着きません。

「グラン・トリノ」に出てくるガレージほど立派なものは無理ですが、農具の収納や、ちょっとした工作ができる空間があると、これから色々大工仕事をするにも助かります。

そこでキットハウスで「作業小屋兼ギターの練習所」を作ることにしました。キットハウスにも色々ありますが、割としっかりしていて、素人でも組み立てられるとなると、ログハウスが最適です。

朝6時過ぎ、岐阜県から4トントラックで運ばれて来た資材が到着しました。運転手兼指導員の方の指導に従って、先ずは基礎作りから始めます。

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スコップで掘った穴にセメント、砂、砂利を入れ、水準器で6点のレベルを正確に出して束石を置きます。

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次に杉の角材(これが重い!)でしっかりと土台を作り、

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その上に檜と杉の角材で骨組を組み上げて行きます。工場出荷時に部品に記号が打ってあるので、作業がはかどります。

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このメーカーの特徴は、壁のログが中空であることで、軽量化とともに断熱効果も得られます。


100529_07.jpgこの角ログを下から順に積み上げて壁を作って行きます。

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同時進行の屋根張り作業は、クレーンでつり下げてもらったパネルを、一枚ずつビスで留め、

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防水シートを張った上に、屋根材を一枚ずつ重ねて張って行きます。高いところでの慣れない作業に初めのうちは少し腰が引けましたが、軒先などの難しいところは指導員の人がしてくれたので助かりました。

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初日の作業はここまで、息子にも手伝ってもらって何とか形が整うまでになりました。ここから先はひとりでボチボチ進めるので、完成までには後しばらくかかりそうです。

富士登山 その2 [山登り]

目が覚めると青い空が見えます。昨晩の願いが通じたようです。

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少し遅い出発ですが、6時過ぎに小屋を出て吉田ルートを辿って山頂を目指します。

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今年は遅くまで雪が降ったのに、5月に入って暖かい雨が多く、尾根筋は7合目近くまで雪が融けています。

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標高2700m、7合目あたりに来てようやく雪渓を捕らえ、アイゼンを装着してザイルを結び雪の斜面を直登します。

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斜面で滑落とピッケルでの制動訓練をしていると、夏ルートで岩場を登るパーティに出会いました。

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雪渓を登り始めて2時間、雪渓中央の岩を迂回して更に上を目指します。

しばらくすると、小屋を出る時に保さんが「天気が崩れるのも早いから無理しないで」と言った通り、あっという間に雲が我々の高さまで降りてきました。

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強風に雪煙が舞い上がり、横殴りで小石のようなザラメの氷を我々に容赦なく叩きつけます。氷が岩を打つザザーという音が聞こえるとピッケルとアイゼンの両足で雪面を固定して備えますが、タイミングが遅れて何度か倒れました。

正午になり天候の回復も望めないので、八合目を越えた所で引き返すことにしました。

味噌造りの師匠は、「高所体験の効果は6カ月持続する」とおっしゃいますが(本当かなぁ)、今回は十分高度が得られなかったこともあり、再度挑戦しようかと思っています。

富士登山 その1 [山登り]

二泊三日で富士山に行ってきました。我が家の窓から見える八郷の「富士山(ふじやま)」ではなく、絵葉書に出てくる富士山で、目的は高所順応と雪上訓練です。

今年の味噌造りの時に登山計画を立てたのですが、その時にヒマラヤ行き挑戦が決まりました。もちろんアマチュアですし、年齢も考えて難しい山に行くわけではありませんが、それでも最高地点が標高5400mとなれば高度順応訓練が必要で、先ず富士山で慣らそうということになりました。残雪期を選んだのは、直登ができることと、グリセードで楽々帰還できるからです。

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午後2時過ぎに吉田口に着いた時は、生憎の低気圧で信じられない強風と土砂降りの雨。管理事務所の軒下を借りて雨具を装着して佐藤小屋に向かいます。

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小屋に着くとドラム缶を輪切りにした自作の薪ストーブが赤々と燃え、濡れた服を乾かしてほっと一息つきました。

今日の宿泊は我々三人だけ、小屋は貸し切り状態です。小屋のご主人は四代目の佐藤保さん、私以外の二人は学生時代に先代に大変お世話になったので話が弾みます。

「今日お昼は何食べました?」

と聞かれたので、

「ラーメン定食と親子丼定食だけど、それ以外のメニュー考えてくれるの?」

と半分冗談で言うと、

「そうですよ」

と真顔で言って出てきたのが

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何と豚しゃぶ!

ひぇー山小屋で贅沢、自家製の塩辛も出てきてアルコールが進みます。

4人で飲むほどに、

「この間も滑落して大けがした人がいて、救助に駆り出されたんだけれど、その人が落ちたらそこに『先客』が居たんだよねぇ。随分前に行方不明になって、もちろん冷たくなっていたんですけど。落ちるとどうやら同じような所に行くらしいねぇ」

なんて恐ろしい話が飛び出します。

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食事が終わって外に出ると、相変わらずの強風でしたが雲の切れ目から青空が覗き、キラキラ光る下界の明かりも見えました。気象予報の言う通り何とか天気が回復して欲しいと祈るだけです。さもないと明日も酒盛りだけして帰る羽目に・・・。

道作り [力仕事]

家の南側にある雑木林に、ブルーベリーやユスラウメなどの果樹を植えようと思っていますが、斜面が結構急で、間伐材や刈り取った下草を担ぎあげるのが大変です。そこで、作業がしやすいように道を作ることにしました。生い茂るシノ(笹の一種)を刈り払って階段を作ります。

自分で切り倒した檜は未だ水分が多いので、乾燥した6尺の丸太をヨシ爺さんに10本ほど分けてもらいました。

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腐らないように焚火であぶって表面を焼きます。ちょっと目を離すと燃え上ってしまうので、転がしながら満遍なく焼き目を入れます。

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これを4つに切って使います。

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杭を打ち込んで丸太を止め、土が流れないように砂利を入れて叩き、足場を固めれば一段が出来上がりです。

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とりあえず『タラの芽街道』への入り口を作りましたが、全線開通するのにあとどれだけかかるやら・・・田舎暮らしは体力が要ります。

八郷の椅子展 [もの作り]

八郷の北の瓦会に、この近くに住む工芸家が集まって、定期的に作品展を開いている「こんこんギャラリー」があります。住所が「狐塚」なので、多分この地名にちなんでギャラリーの名前をつけたのでしょう。

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ギャラリーの建物も作家仲間が力を合わせて建てたものです。今は「八郷の椅子展」が開かれています。丁度玄関の鞋履き用の椅子を探していたので、覗いてみました。面白い作品がいくつかあって迷ったのですが、ルークラフトの長谷川さんの作品を買うことにしました。

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座面は欅、胡桃、楢などをホゾでつなぎ合わせて、座りやすいように彫刻刀で丸みを付けています。丁度長谷川さんがギャラリーに来られたので、工房にお邪魔して、幾つもの作品の中から気に入った組み合わせのものを選ばせてもらいました。

もうひとつこの椅子の良い点は、座面が回転するので、靴ひもを縛る時に足台を動かさずに楽に結べることです。

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足台は薪ストーブ用のクヌギを輪切りにして作りました。

植林 [自然]

明日5月22日は「国際生物多様性の日」という、少し難しいタイトルの付いた記念日だそうですが、今日はそれに先駆けて、

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森林組合の人たちと一緒に子供たちの植林のお手伝いに出かけました。

テーマは「鳥たちが遊ぶ森の再生」で、


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50年以上の年輪を重ねたクヌギの林を切り拓いた跡地に


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花の少ない早春に貴重な蜜を与える寒緋桜や、

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鳥の好むベリー類を

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ロープにつけた目印に沿って、程よい間隔で植えていきます。

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日頃クワなど持ったことの無い子供たちが、屈託の無い顔で「じいちゃんはもっと早く掘れるよ」とか、「先生、のど渇いた、水飲みた~ぃ」などと言いながらも一生懸命に穴を掘り、頑張って60本の苗木を植えてくれました。

この子たちが成長してここに戻った時、小鳥たちの集まる森を見ることができることを願っています。

西光院 [散歩]

吉生(よしう)の山の中腹にポツンとひとつ見える形の良い屋根

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「関東の清水寺」と言われる峰寺山西光院は平安初期の開山で

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鬱蒼とした竹林や聳え立つ樹齢数百年の楠の脇を通り抜けて、絶壁にかかる舞台に上がると、

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三方を山に囲まれた八郷の全貌が見渡せます。

山あいを渡る鶯の鳴き声の中で、麦の青さと田んぼの水面が光ります。


薪作り [力仕事]

ようやく田植えを終えて、薪置き場を作りました。

薪の原木を置かせてもらっている炭焼きのヨシ爺さんは、「運ぶのはいつでもいいよ」と言ってくれてはいたのですが、作業場の入口をデンと占拠したままでは申し訳ないので、早く薪置き場を作って引き取らねばと思っていたのです。

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材木に防腐塗装をほどこして、ブロックの基礎の上に組み上げ、ガルバニウムの波板を取り付ければ、一応雨のしのげる薪置き場になります。

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ヨシ爺さんの小屋の前に積まれた切り株は約2トン、程良く乾燥して引きしまったクヌギとナラです。

太いものは直径30-40cmもあるクヌギの切り株を持ちあげようとしましたが、この間持った30キロのコメ袋よりはるかに重たい・・・「大丈夫なの?」と心配するカミさんをよそに、おばあちゃんは、

「それくらいならうちの爺さんでも持つだね。あんたまだ若い(?!)じゃろ、担げる担げる。こういうのを割る時は端の方からな、真ん中に斧を当てても簡単には割れんから。」

と涼しげな顔をして言います。

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それでも何とか荷台に積み込んで出ようとすると、おばあちゃんは

「ホウレン草食べるかい?」

と言って、裏の畑に連れて行ってくれました。

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ホウレンソウ、葱、そら豆、山東菜・・・ヨシ爺さんの炭焼きを手伝いながら、良くこれだけの畑を手入れしているものだと感心します。

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さて、炭焼き小屋と我が家を軽トラで往復すること5回、ようやく運び終わって庭に積み上げました。

これで来年までの薪が確保できました。あとは割るだけですが・・・実はこれがまたひと苦労です。


水車と線香(駒村清明堂) [もの作り]

我が家から筑波山麓を車で10分ほど上ると、創業以来100年近くに渡って八郷で線香を作っている「駒村清明堂」があります。家の一角に構えた小さな売店を通りぬけて裏手に行くと、

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水車小屋の脇に杉の枝葉がうず高く積まれていました。

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樋で分けられた山からの渓流が

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勢いよく水車を回し、

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木製の歯車を伝って砧を突いて杉の葉を細かく砕きます。

驚いたことに砕いた粉はつなぎを使わずに、熱湯で煉った後で棒状に成型します。ご主人に聞くと、東北や北海道等北方の杉は脂が多く、逆に南方のものは脂が少ないためつなぎを加えるそうですが、八郷の杉は丁度良い脂の量だそうです。今では原料の杉を手当てして、水車で臼を付いているのは日本でももう数えるほどしかないそうです。

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帰り際に家の傍の畑に居た奥さんが、「天ぷらにすると美味しいですよ」と、明日葉の葉と苗を分けてくれました。

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家に帰ってお線香の箱を開けると、何とも言えない良い香りがしました。

サワラ檜の間伐 [力仕事]

今日は遊びに来た友人に手伝ってもらって、サワラ檜の間伐をしました。

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チェーンソーで立木を切り倒すのはまだ2回目なので、直径15cmほどの細い幹を選んで練習をするつもりだったのですが、それでも高さ10mほどもある木の枝が両脇の木に引っ掛かると、人力では思う方向に引き倒すことができず、車の力を借りました。素人がすぐできるほど甘くはないですね。

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倒した木を1.5mほどの長さに切って引き上げて木皮をむくと、まるで蝋人形のような透明感のある木肌が現れました。触るとひんやりしっとりしていて、樹木の生命を感じました。

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この時期の樹木は新芽を出すために一年で一番水分が多く、樹皮は簡単に剥がせますが、重たいのと肝心の木が水分の蒸発とともに大きく割れることが多いので、材木として使うには真冬に伐採するのが良いそうです。
3本も切り倒して引き上げると汗だくになりましたが、これで階段作り用の材木が準備できました。

育み [里山の生活]

水の張られた田んぼは

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山を映し

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雲を映し

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夕日を映して黄金色に輝きます

実りの秋に向かって生命を育む里山


代かき [野良仕事]

先週末は東京から5人の頼もしい男性たちがやって来て、

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8枚の棚田を一気に代かきして田植えをしました。今日は師匠がいないので、朝からカミさんと二人で、最後に残った1枚の棚田の代かきに取り掛かりました。

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棚田の土手は高くて、降りるのも一苦労です。

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ぬかるんでマメトラが鋤き切れなかった畝は、ひとつひとつ鍬で刈り稲の根っこを掘り起こし、水に落として足で踏んで行きますが、ぬかるみにズボズボと入りながら泥の塊を崩して行くのは結構な重労働です。何せ田植えを同じ数だけ刈り根があるのですから。

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それでも山からの湧水を勢いよく取り入れて

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水を張りこんだ棚田を上から見ると、午前中の作業でほぼ半分まで平らになりました。

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10日ほど前に苗を植えた下の棚田を見ると、無農薬のこの田圃には、オタマジャクシや色々な虫が自由に走り回っていて、苗もすごい勢いで背丈を伸ばしていました。

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水の張られた田圃は木々の緑と相まって、美しい田園風景を見せてくれます。

虫よけ [もの作り]

今日はチェーンソーで薪を切るのに手ごろな台を作ることにしました。中腰でチェーンソーを使うととても疲れますし、第一危ないですからね。

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PFS材をビスでとめて一応形ができた所で、防腐対策をします。外で使う木工品はすぐ虫にやられて朽ち果てるので、防腐対策は必須です。

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作ったふたつの台のうちのひとつには防腐剤を塗り、

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炭焼きのヨシ爺さんが言うには、「表面を焼いておけば、防腐剤なんか塗るよりはるかに効き目があるよ」というので、もうひとつはバーナーで焼いてみました。

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台が出来上がりました。防腐塗装と焼き入れ・・・さて、しばらく外に出しておいて、結果がどうなるか楽しみです。

田植え その2 [里山の生活]

さて今日は、昨日に引き続いて午前中までに田植えを済ませ、一段上にある棚田の土起こしをしました。

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こちらの棚田は、昨秋稲を刈り取ったままで土が硬くなっているので、

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マメトラ(小型のトラクター)で表土を掘り起こして行きます。

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こちらもほぼ一反の田圃を耕し終わって、めでたく水入れをしました。水を張って一週間ほど置き、土が柔らかくなった所で代カキをして田植えをします。


野良仕事から上がると、師匠が

「筍、持って帰る?」

と言うのでてっきりくれるのかと思ったら、斧を手渡して適当に取って頂戴と言われました。

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師匠の家の裏の竹やぶに入ると、手ごろな大きさのものがいくつかあったので、二本掘り起こして頂いてきました。

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ゴールデンウィークに入ってから晴天が続き、今日も山陰に沈む夕陽が綺麗です。

田植え [里山の生活]

今日は味噌造りの師匠と一緒に田植えです。

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太田の農家に棚田を貸していただきました。八郷の中でも太田は山からの湧水が良く、美味しい米が取れる所です。

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面積は一反と少し。苗を10舟使います。

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さて、水の中の畝がデコボコした所はレーキでならしながら

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田圃に張った縄に沿ってコシヒカリの苗を3-5本ずつ等間隔で植えて行きます。中国語で田植えのことを挿稲と言いますが、まさにその通り泥に苗をそっと差し込むように置いてゆきます。

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縄を張った所はなんとか直線ですが、なかなか全部をまっすぐにはできないところはご愛敬。

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ヨシ爺さんが心配したマムシには会いませんでしたが、田圃には蛙やオタマジャクシがいっぱいでした。

今手植えをする農家はほとんどなく、我々が作業をしていると軽トラで通りかかる農家の人がわざわざ車を止めて、色々アドバイスをしてくれました。

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昔は一反を16人で列になって植えたそうです。我々4人が朝9時から初めて、ようやく4分の3ほど植え終わる頃には、陽が傾いて蛙の大合唱が始まりました。

春うらら [田園風景]

今日はうららの天気に誘われて、自転車で炭焼きのヨシ爺さんの所へ出掛けました。昨年末に山で切り出した木を、私が薪ストーブ用に欲しいと言ったので取っておいてくれたのです。

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ゴールデンウィークでいつになく車の多い道を外れて脇道に入ると、菜の花畑の向こうに筑波山が見えました。

炭焼き場に行くと、年輪が詰まって程良く乾燥した立派なクヌギとナラの木が、60cm程の長さに切りそろえられて積み上げてありました。

お茶とお菓子を頂きながら、ヨシ爺さん夫妻と3人でのんびりお話しました。小屋を通り抜ける心地よい風に吹かれて楽しい時間が過ぎて行きます。

私はが明日から田植えの手伝いをすると言うと、ヨシ爺さん夫婦は

「マムシに気をつけろ」

と口をそろえて言いました。意外なことにマムシは田圃に居て、特に5,6月は産卵の時期で気が立っているので危ないのだそうです。ヨシ爺さんはいつも里山での生活に貴重な情報を教えてくれます。

お礼を言って小屋を出ると、追いかけるように出てきて、

「最後だから少しだけどな」

といって、いつものように袋いっぱいの立派な椎茸を手渡してくれました。

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田圃にも水が張られ、美しさが増す八郷の春です。

作業開始! [力仕事]

大雨の日に搬入した荷物の整理が一段落し、今日からいよいよ本格的に外回りの作業を始めました。
長年手を入れていなかった林には、虫にやられて立ち枯れになっている木が何本かありました。

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刈払機をかかえて

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急斜面に生い茂るシノを刈り払って道を作りながら、ヤマザクラの根元に着いて見上げると

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花が咲かず新緑も出なかったこの木は、虫や寄生植物に取りつかれて再生することも難しそうで、可哀相だけれども切ることにしました。

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上から見るとそうでもなかったこのサクラも、根元に近寄ってみると直径が30cm程もあって、何とか頑張ってチェーンソーで切り倒したものの、切り倒した幹が下の林の上に乗っかってしまって、一人の力ではにっちもさっちも行かなくなってしまいました。

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かくなる上はカウボーイ宜しくロープを投げて幹に巻きつけて、車で牽引して引きずり下ろし、その場で急斜面を持ち上がれる大きさに切って、

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何とか斜面の上まで担ぎ上げました。水をたくさん含んだ生木は予想以上に重く、一本処理するだけで結構疲れます。これから徐々に檜の間伐をするつもりですが、前途多難です。

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ま、とりあえず汗をかいた後は水分補給・・・ですね。

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