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田舎暮らし [里山の生活]

昨日

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子供たちの家族が集まって、壮行会を開いてくれました。

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今朝も孫たちが、早くからゴソゴソしていると思ったら、私たちに朝ごはんを用意してくれていたようです。

実はこの春、筑波山麓に移住することにしました。私たちがこの土地を離れるとなると、子供たちにとっても、生まれ育った懐かしい場所に来ることもなくなってしまうので、その前にもう一度見ておきたいという心境になったのだそうです。


一昨年の末に台湾から帰国して以来、「終の棲家」となるべき処を探していました。八ヶ岳山麓などいくつかの候補地がありましたが、最終的に筑波山麓の八郷(やさと)に決めました。ここは『日本の里百選』にも選ばれた、豊かな自然が残る里山です。

友人たちにとっては意外だったようで、「歳をとったら便利な都会暮らしがいいよ」、との助言も頂きました。もちろん今までの生活に比べれば多少の不便さはありますが、それと引き換えに澄んだ空気、美味しい水、風の音や虫の声が聞こえる静けさ、草木の香り、四季の移ろいを肌で感じられる自然の繊細さを手に入れることができます。

そして、多少濃厚だけれども素朴な人間関係・・・台湾で三年暮らして思いました。人とのつながりは、どこに住んでも本人次第。こちらの人たちと新しいネットワークを広げるのも楽しみです。

これから大工仕事や家の周りの植栽、それに薪割りや畑の土作り等々やることが山ほどありますが、まぁ焦らずにボチボチやっていこうと思っています。

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家のすぐ近くには、土地を売って頂いた地主さんの立派な古民家があって、

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畦道からは開けた風景の向こうに、どっしりとすそを広げた筑波山が見えます。

これからは、ご縁があって住むことになったこの土地の風物について、少しずつ紹介していきたいと思います。

こんにゃく芋 [食べ物]

今回の味噌造り合宿で、大豆を煮込むかまどの火加減を見ている時に、師匠が

   「美味しいこんにゃく食べてみたい?」

と聞くので、てっきり出してくれるのかと思って

   「そりゃぁ、いいですねぇ」

と言うと、

   「じゃぁ、はいこれっ、綺麗に皮を剥いてちょうだいな」

と言って渡してくれたのが

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このこんにゃく芋です。うん、ごつい!

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表面がデコボコで所々に深い芽があるし、ヌルヌルしている上に、かぶれないようにビニール手袋をしているので、皮が剥き辛いことこの上ありません。ようやく程良い大きさに刻み、先輩二人が水の中におろし金ですり落としてから、水を切って重曹を加えて撹拌します。

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何と師匠はモルタル用のジグを電気ドリルの先に取りつけて、

   「じゃぁ、いっちょう行くか」

と、かき混ぜ始めました。(な~るほど、トルクも調整できるし、こいつぁグッドアイデアだ)

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充分混ざったところでひと塊りずつすくって、熱湯に落として30分ほど煮込み、

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流水でしばらく洗い流せば、田舎風こんにゃく芋の出来上がりです。

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さっそく、刺身にして頂きました。途中の工程で水切りが足りなかったのか、身は若干ゆるめでしたが、それでもこんにゃく芋独特の味を楽しむことができました。

豆腐もそうですが、これだけの手間をかけても、スーパーの店頭の値段が一丁100円程度では、伝統の作り方を踏襲するのは楽ではありませんねぇ。

味噌づくり [食べ物]

今年も味噌の寒仕込みの季節になり、

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この週末は師匠の山荘に二泊三日で出かけました。

私たち先発隊3人は大豆の漬け込みをするため、先ず7人分の材料140キロを山荘に運び込みます。

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大豆は地元の青御前、

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これを冷た~い湧水でゴシゴシと良く洗い、鍋に入れて一晩水に浸しておきます。


翌朝、

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外はぐっと冷え込んで霜が下り

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ようやく咲き始めた梅の花にも、夜露が凍りついていました。

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さて、かまどに火をおこして、40キロの大豆を煮込みます。

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ドラム缶の半分ほどの大鍋がひとつに、ラーメン屋さんのような釜が2つ、薪をくべながら吹きこぼれないように水を足し、こまめにアクを取る作業はけっこう根気が要ります。

昼過ぎに第二陣の4人が到着し、麹と塩の調合と小分け作業にかかりました。
麹屋さんに米を渡して麹をつけてもらい、塩は沖縄の石垣島と瀬戸内の伯方から取り寄せました。石垣の塩は純度が高いのですが、味噌にするには純粋過ぎるようで、皆で舐めて相談した結果、伯方の塩を多めにすることしました。

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雑菌が繁殖しないぎりぎり最低限の塩分量になるよう、麹と塩を計量しながらビニール袋に小分けします。

実はこの会のメンバーは、以前勤めていた会社の先輩が大学時代に所属していたワンゲル部の仲間です。皆さん結構忙しい時間を割いて、関東近辺ばかりでなく静岡名古屋からもやってくるのは、毎年、味噌の寒仕込みの時に、登山の年間活動スケジュールを決めるためです。手を休めない作業の合間も、汲めども尽きぬ山の話で盛り上がります。

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さて、そうこうするうちに大豆も炊き上がり、綺麗なきつね色にふっくらと炊きあがりました。朝焚き始めてから既に7時間半が経ってようやく師匠のOKサインが出ました。炊き込み係をしていた私は長時間煙と火にいぶされて、なんだか燻製になったような気分のまま、大宴会に突入しました。

この仲間には、彗星を利用した電波通信、氷河の移動速度の計測、ユビキタスネットワーク、中世におけるキリスト教など、それぞれにちょっと変わった研究をしてる人たちもいて、話題は山から自然、さらに宇宙、宗教へと果てしなく続き・・・妙に妥協せず青年のように議論するところが面白い。

さて三日目は、煮込んだ大豆を潰して、麹、塩と練り混ぜて樽に仕込みます。

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その前に、昨晩師匠が仕込んでおいてくれた鯛の漬けで、しっかりと腹ごしらえをしました。これが実にうまい! 師匠いわく、

「今回は自分たちで味噌を作るという自覚をもって、しっかりと働くように。僕の役目は君たちが働き蜂のように仕事に専念できるように、サポートすることです。ですから、食事も作るし、ご希望があればお茶も入れます」・・・なんだそうです。有難や有難や。

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さてさて、ふっくら茹であがった大豆を「もちっ子」に入れ、大豆がつぶれたら、麹、塩と合わせて良くかき回し、団子を作ります。

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全員分で約200キロ、800gの大玉にすると250個が並びます。

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そして樽に入れて、二年物の種味噌を入れたら仕込みの完了です。ひと夏を越して美味しいお味噌に育ってくれることを期待しましょう。


酒杯を重ねて夜更けまで語りあい、味噌造りの心地よい疲労を感じながら、山での再会を期して帰路に着きました。

アバター(AVATAR) [遊び]

先日、息子に誘われて、映画アバター AVATAR」を観ました。題名の語源はサンスクリット語の「化身」から来ているそうです。

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前売券を買ってもらう時に「CGを駆使した3Dの未来世界の物語」とは聞いていたものの、後から「上映時間が3時間!」と聞いて、「誰かに代わってもらおうかな」とも思ったのですが・・・

目の前に三次元でリアルに展開される未来世界の魅力もさることながら、James Cameron 監督がこの映画で意図した、「アクションアドベンチャーワクワクするような内容と同時に、自然界とのかかわり、人間同士の関わり方について、多少なりとも考えさせるようなもの」というメッセージが伝わってくる映画でした。

西欧文明が先進であり、異文化を「野蛮」と考えることに対する疑問は、今から半世紀も前に、Claude Levi-Strauss がその著作 『悲しき熱帯(南回帰線) Tristes Tropiques 』の中で投げかけています。

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地球環境問題の観点から、自然界に対する人間のおごりを諌める活動は、徐々に広がりつつありますが、宗教、政治、経済など多様な要素が複雑に絡み合う現代の社会で、文明の多様性を如何に共存させるかについては、依然として多くの難問を抱えていて、解決への糸口を見つけるのは容易ではありません。

アバター公式サイト
http://movies.foxjapan.com/avatar/

古武道演武大会 [東京]

牛ヶ淵のお濠に見事に張り出した枝・・・

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春には空一面を薄桃色に染める桜も、未だ硬く蕾を閉じたままです。

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今日は日本武道館へ出かけました。

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ヒュンと空気を切り裂く真剣が


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          藁束を

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                青竹を

一閃のもとに落とします。

素手も侮ってはいけません。

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間合いを測って


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            逆手をとり

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                  柔術で反します

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        沖縄古武術や

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                   薙刀も

数百年の長い歴史を綿々と受け継いできました。

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観客席に目立つばかりでなく、演武をする指導者の中にも海外の人を見かけます。

つい先日、相撲で横綱の品格が問われただけに、海外の人たちに日本古来の武道の心がどのように受け継がれているのか、興味深い所です。

冬枯れ [季節]

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数日前の雪が樹形を写し出し

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子供たちの作った雪(?)だるまもまだ残っていますが、

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蝋梅はもう満開です。

今日のお目当ては、映画『アルプス(The Alps)』 。

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空と登山ルートの両方から技術を駆使して撮影されたアイガーの峻嶮な山容が画面いっぱいに迫って、まるで自分が氷壁の上にへばりついているかのような臨場感でした。『運命を分けたザイル(Touching the Void)』以来、久々に山の映像を堪能しました。

所沢航空公園にて

"The Alps"


"Touching the Void"


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